コースA

旅行者のための渋谷ウォーク

地下鉄 表参道駅 A3またはB4出口 -(徒歩)- 渋谷 -(東急東横線)- 代官山
標準歩行時間:3時間、歩行距離:約7Km、累計標高差:32m

地図


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コース概要

渋谷地区の主な見所を一気にダイブするコース。台地と谷を横断し高低差もあるので地形なども体感できる。

スタートは地下鉄「表参道」の地上出入口は台地で始まるが表参道をかつての海におりて明治神宮で洪積層台地に登る。最初のクライマックスはこの深い人工の森をくぐりぬけることだ。

そして次は宮益坂、道玄坂など複数の谷地の交点、渋谷駅前の大交差点へ向かう。谷底にあるハチ公広場からの都市の眺めは常に途切れない群衆の動きとともに圧巻である。

ここから南へアップダウンを繰り返し(または東横線で)ツアーの最終到達地点、代官山へ向かう。約2000年前の古代の住居跡があり、現在に至るまで快適な住宅地として受け継がれている。

地形

コースAの地形

表参道

表参道1920年明治神宮の正面側参道として整備されたケヤキ並木の道路。日本の建築家にとって表参道は特別な場所である。それはおそらく日本で最もデザイン的関心が高い場所だからで、近年ますますさらにその傾向が高まっている。だからこの通りは面白い。

秋葉神社

1824年紀伊国屋文左衛門が深川に隠栖の後、歓請したという秋葉神社が現在地に移転して来た。極小のポケットパークのようなスペースでたくさんの狛犬が迎えてくれる。近頃の噂では幸運をもたらすパワースポットらしい。

ONE表参道

隈研吾建築都市設計事務所 2003年
大型の建物に木製ルーバーのファサードが設計者の気負いを感じさせる。

明治生命青山パラシオ

三菱地所・竹中工務店・戸田建設 1999年
外装デザインはリカルド・ボフィル事務所。

TOD’S表参道ビル

伊東豊雄建築設計事務所 2005年
並木のケヤキの樹木をモチーフにした構造体がそのまま外観になっているという。それにしても十分に美しい建物だ。

東京ユニオンチャーチ

1982年
改めて建物を眺めてみるといろいろと不思議な造形が見え隠れする。知られている作風とは違うテイストがある。

ルイ・ヴィトン表参道ビル

青木淳建築計画事務所 2002年
ファサードに多用された工業用のステンレスメッシュベルトはこのブランドのバッグの素材を連想させている。

表参道ヒルズ

安藤忠雄建築研究所+森ビル設計共同企業体 2005年
このプロジェクトの難易度の高さその注目度、そして完成度。そつなく仕事をこなした安藤忠雄はスーパーマンだ。

日本看護協会ビル

黒川紀章都市設計事務所 2004年
何かやってくれると期待していたら表参道の真ん中あたりで風穴を開けてくれた。

オリエンタルバザー原宿本店

海外からの旅行者向けの骨董品店。この場所には1951年に開業。近隣の米軍宿舎・ワシントンハイツ向けの土産物店としてスタートした。この店を愛好する外国人から2階には掘り出し物があると聞いた事がある。

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